○〔何事もとことん本気で取り組む〕と、〔胆力が練れます〕。（『命もいらず名もいらず』山本兼一著）
○
『臨済録』を書物と心得ているような参禅の仕方では、死ぬまでやっても道楽半分の骨董禅だ。（『命もいらず名もいらず』山本兼一著）
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〔明日死ぬつもりになる〕なら、〔答えが見つからぬはずが無い〕。（『命もいらず名もいらず』山本兼一著）
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剣術家が剣を無くし、噺家が舌を無くさなけりゃ、本当の名人には成れぬものだ。（『命もいらず名もいらず』山本兼一著）
○
〔儲けよう（勝とう）と欲をかく（執着する）〕と〔心が曇って損をする（負ける）〕、〔平常心で想いを定め（死を覚悟し）〕たらそのまま突き進むのが良い。（『命もいらず名もいらず』山本兼一著）
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〔勝てない相手〕なら、〔確実に相打ちに持ち込めば良い〕。（『命もいらず名もいらず』山本兼一著）
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〔平常心〕を保ち、端然と〔自然体〕の構えを取ることが肝要である。（『命もいらず名もいらず』山本兼一著）
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敵の〔実相（外に現われた形；現状；現実）〕を見てその〔無相（想い）〕を明察すべし、吾が〔無相（想い）〕を敵に知らしめないことを習熟すべし。（『命もいらず名もいらず』山本兼一著）
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〔心相〕が動かずに無碍自在、千変万化に働くを〔無相剣〕と言う。（『命もいらず名もいらず』山本兼一著）
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未だ現れざる）の〔無相（想い）〕を読み取って（感じて）討って勝つ。（『命もいらず名もいらず』山本兼一著）
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〔討とうとする〕と必ず〔形に現われる（実相）〕、その〔無相（想い）〕を察知して〔先手を討つ〕。（『命もいらず名もいらず』山本兼一著）
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〔剣術の極意〕は、〔風の柳〕かな。（『命もいらず名もいらず』山本兼一著）
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〔何事〕も、〔執念深く追い求めねば上達はしない〕。（『命もいらず名もいらず』山本兼一著）
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