『自省録』の言葉

○人が失い得るものは、〔今ここ〕だけである。

○ 何事が起こっても、そのことに対して〔腹を立てる〕のは〔自然（神；大いなるもの）に対する離反〕である。

○ 自然に因ることには悪いことは一つも無い、すべての出来事は正しく起こる。

○ 不快に思われることでも、起こって来ることは何でも歓迎せよ。

○ 各人に与えられている運命は、宇宙の秩序の中に含まれている。

○ 〔今ここ〕のみを生きるのだ！

○ すべてのものは、瞬(またた)く間に変化して存在しなくなる。

○ 現在存在するものはすべて、将来それから生ずるであろう種子である。

○ 惹かれるものの中に、自分の使命がある。

○ 耐えられぬようなことは、誰にも起こらない。

○ 非難・反抗する者さえも自分に協力してくれているのである、何故なら宇宙（神、大いなるもの）が必要としたからである。

○ 万物は、一つとして互いに無関係なものはない。

○ 宇宙にとって、〔変化〕よりも親しみ深いものはない。

○ 善事を為して悪く言われるのは、〔王者〕らしいことである。

○ 自分に起こること・自分に織りなされることのみを愛せよ、それより自分に相応しいことはない。

○自分の内側（真我；内在神）を見よ、内側にこそ〔善の泉〕があり、絶えず掘り下げさえすれば絶えず湧き出る。

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