老子の言葉2
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(タオ)(すべての根源;大いなるもの)は空っぽであるが、その働きは無尽であり、深々と水をたたえた深い淵に似ている。


  象無きものであってこそ、隙間も無いところまで入ることが出来る。


  家の中が何も無い空間であってこそ家として機能するのだ、このようにものが役に立つのは何も無い空間が機能しているからである。


  取ろうとしないで与える側に回るのが最上である。


  (タオ)(すべての根源;大いなるもの)に通じた人は、あの無尽蔵の虚の中から取り出したものを与える、そして「返せ」とは言わない、与えてもすぐまた出て来ることを心得ているのだ。


  (タオ)(すべての根源;大いなるもの)に通じた人は、3つの宝を持っている、その1つ目は〔深い愛〕があってこそ初めて人は本当に勇敢になれるのだ、2つ目は自分の持つもので満足する心で〔普段は質素〕に蓄えておればこそいざという時気前良く分け与えることが出来る、3つ目は世の中の人の〔先頭に立たない〕のであればいつの間にか人が後押しをして王者の様に遇してくれるのだ。


  心が虚の大いなるパワー(すべての根源;大いなるもの)に繋がると本物の自由を手に入れることになる、これを知るには〔今ここ〕を自分全体でよーく感じることである。


  (タオ)(すべての根源;大いなるもの)に繋がっていればあらゆることが自然に成し遂げられる、様々な欲望を駆り立てられても鎮めて静かな水底のように出来る、無名なる純朴の働きとは〔今ここ〕だけに生き、欲無く静かなる状態をもたらす。



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