老子の言葉6
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固く強張ったものは死の仲間であり、柔らかで弱々しいものは生の仲間である。


  強大なものは下位にあって根の役割をするべきであり、柔弱なものは上位にあって花を咲かせるべきである。


  無心であれば微妙なるところ(すべての根源;大いなるもの)を認識出来るが、煩悩に捉われるなら末端現象(外界)を見るに止まるであろう。


  (タオ)(すべての根源;大いなるもの)に通じる者は、その厚みに身を置き、その薄みに居らず、その実に身を置き、その華に居ない、薄みと華を捨て、厚みや実を取るのだ。


  爪先立つ者は長く立てないし、大股で踏ん張る者はろくに進まない、自分を良く見せようとする者は却って無視され、自分こそ正しいと突っ張る者は人に嫌われ、威張る者は誰からも尊敬されないし、プライドの高い人間には人はついて行かない。


  そもそも自分のエナジーを過信して安請け合いをする者は信義を守ることは稀であり、物事を何でも手軽に考える者は必ず困難に出遭うことが多くなる。


  敵を軽んずる(物事を何でも気軽に考える)ことほど大きな禍はない、敵を軽んじれば自分の宝をほとんど失うことになる、だから敵と相対する時は哀しみのある者の方が勝つのだ。



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