人間学4
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〔禍〕は、〔(あなど)る心〕から生ずる。(佐藤一斎『言志四録』D131条)


  〔心の持ち方〕は、〔清く爽やかな風〕のようにさっぱりとしていなければいけない。(佐藤一斎『言志四録』D109条)


  凡そ事を作すには、須らく天に事うるの心有るを要すべし、人に示すの念有るを要せず。(佐藤一斎)


  (ワズカ)誇伐(コバツ)の念頭有らば、便ち天地と相似ず。(佐藤一斎)


  凡そ遭う所の患難(カンナン)(ヘン)()屈辱(クツジョク)讒謗(ザンボウ)(フツ)(ギャク)の事は、皆天の吾才を老せしむる所以にして砥礪切嗟(シレイセッサ)の地に非ざるは莫し、君子は当に之に処する所以を慮るべし、(イタズラ)に之を免れんと欲するは不可なり。(佐藤一斎)


  ()むを得ざるに(セマ)りて、而る後に(コレ)(ソト)に発する者は花なり。(佐藤一斎)


  士は当に己れにあるものを(タノ)むべし、動天驚地極大の事業も、亦都べて一己より締造(テイゾウ)す。(佐藤一斎)



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