人間学48
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今すぐに止め(始め)てしまえば止め(始め)ることが出来る、しかし〔止め(始め)る時期を見つけようとする〕と〔止め(始め)る時期はないだろう〕。(『菜根譚』


  〔心の広い者〕は、〔ごく狭い部屋でも天地の間のように広いと思う〕。(『菜根譚』


  〔常に<死ぬ時のこと>を想い、<病気の時のこと>を忘れない〕ならば、色欲名利に惑わされることもなく、求道の心を持続することが出来る。(『菜根譚』


  人より一歩だけ退いて小路を通るようにすれば、自然に一歩の分だけ広く平らかになる。(『菜根譚』


  事業を着手する時に、その事業から手を引く時の工夫をして置けば危険から逃れられる。(『菜根譚』


  心に〔執着(愛着)〕するところが無ければこの俗世間もそのまま〔仙郷〕となるが、心に〔愛着(執着)〕するものがあると安楽郷もたちまち〔苦界〕となる。(『菜根譚』


  〔天性〕という面からみれば、〔(うぐいす)(かえる)〕も〔天の働きによる声〕であり、〔花も草〕も〔天の万物を発生する生意〕である。(『菜根譚』


  〔財産の多い者〕は〔莫大な損をしやすい〕、〔地位の高い者〕は〔(つまず)き倒れやすい〕。(『菜根譚』


  〔肉身(肉体)〕は〔真我〕ではない(仮身である)ことを知って居れば、〔煩悩〕などどうして我を悩ますことがあろうか。(『菜根譚』


  〔<ありふれた食事を楽しみ、<無位の境遇に甘んじて〕、それでこそ〔安楽な住居〕というものである。(『菜根譚』


  〔外境(外界)に煩わされない心境〕で物事に対応して行くなら、身も心も自由自在である。(『菜根譚』


  〔本性(真我;大いなるもの)〕の中に〔万物を生育する働き〕を自覚すれば、〔<魚躍り鳶飛ぶ>の活発な生意を見ることが出来る〕。(『菜根譚』


  〔伏すこと久しきもの〕は〔飛ぶこと必ず高く〕、〔開くこと先なるもの〕は〔謝する(花が散る)こと独り早し〕、これを知れば成功を焦る気持ちを消すことが出来る。(『菜根譚』


  〔<今ここ>に集中して、ただ目の前に起こっている物事を次々に片付けて行く〕ならば、〔自然に段々と<無念無想の境>に入って行くことが出来る〕。(『菜根譚』


  自分が生まれる前はどのような姿をしていたかを、自分が死んだ後はどのような姿になるかを、よく考えてみよ!(『菜根譚』


  〔道を悟った人〕は、〔順境も逆境も同じであると見做し、喜びも悲しみも共に忘れ去るのである〕。(『菜根譚』


  〔君子〕は、〔我が身は事の渦中に置くとしても、その心はその事を超越する立場に置く〕。(『菜根譚』


  〔<随縁(因縁に従って身を処する)><素位(現在の地位身分に応じて身を処する)>〕、この四字は〔人生の航海の<浮き袋>のようなものである〕。(『菜根譚』


  〔今置かれている境遇に安心している〕ならば、〔将来どんな境遇に置かれても安心立命が得られる〕。(『菜根譚』



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