『言志四録』の言葉13
宇宙・自然・意識・人間学本文へスキップ
 

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人の事を()すは(おのおの)意趣有り、(いたずら)に外面のみを()(みだ)りに之れを()()するは不可なり、(まさ)に以って己れの不明を(しめ)すに足る、益無きなり。<D218


  弓を善くする者は弓を師として羿(げい)を師とせず、舟を善くする者は舟を師として(ごう)を師とせず。<D226


  真勇は(きょ)の如く、真智は愚の如く、真才は鈍の如く、真功は拙の如し。<D239


  万物一体も、情の(すい)に外ならず。

  宇宙万物は皆一体であって、万物を一体ならしめるものは結局を押し広げたものに外ならない。<D251


  凡そ使途に在る者は多く競躁(きょうそう)の念有り、(けだ)し此の念有る時は必ず(すす)(あた)わじ、此の念を忘るるに至れば則ち忽然(こつぜん)として一転す、事物の理皆然り。<D265


  教えて之れを化するは化及び難きなり、化して之れを教うるは教入(おしえい)り易きなり。<D277


  心志を養うは養の最なり、体躯を養うは養の中なり、口腹を養うは養の下なり。<D295



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