○人は須らく
◆ 人は忙しい中にも静かな時の如き心を持たなければならないし、また、苦しみの中にあっても楽しみを保つ工夫をしなければならない。<D113>
○ 寛事を処するには捷做を要す、然らずんば稽緩に失せん。急事を処するには徐做を要す、然らずんば躁遽に失せん。
◆ 急がない事は早くやってしまうが良い、そうでないと滞って遅れる事になる。急ぎの事はゆっくりやるが良い、そうでないとあわてて失敗する事がある。<D115>
○ 人心の感応は磁石の鉄を吸うが如きなり。「人の情測り難し」と謂うこと勿れ、我が情は即ち是れ人の情なり。<D117>
○ 我れ自ら感じて、而る後に人之れに感ず。<D119>
○ 我が感を慎みて以って彼れの応を観、彼れの応を観て以って我が感を慎む。<D120>
○ 君子は、入るとして自得せざる無し。
◆ 立派な人物は、何処にいてもどんな地位にいても不平を抱かず、それぞれの地位に応じてするだけの事をして決して齷齪しない。<D136>
○ 愆を免るるの道は謙と譲とに在り、福を干むるの道は恵と施とに在り。<D152>
○ 親戚を親しまざる者は他人に於いても亦疎薄なり、往事を追わざる者は当務に於いても亦苟且なり、凡そ交道は厚の字信の字を忘るること勿れ。<D170>
○ 人事を経歴するは、即ち是れ活書を読むなり。<D189>
○ 人の人を毀誉するを聞くには、大抵其の半を聞けば可なり。<D215>
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