『菜根譚』の言葉4
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絶えず〔不愉快な忠告〕を耳にし、〔思い通りにならない出来事〕を抱えていてこそ、〔自分を向上させることが出来る〕。


  〔平穏無事な時〕には〔万一の場合に備えること〕を忘れず、一旦〔有事の際〕には〔悠々たる態度で対処する〕ように心掛けなければならない。


  何事も腹八分で対処せよ。


  いつも〔事後の悔恨〕に思いを致して、〔事後の迷い〕に対処せよ。


  〔顕要な地位〕に居ても〔山林に隠棲〕しているような趣が欲しい、〔田園に閑居〕しても〔天下を治めるような経綸〕を持っていたい。


  〔大過なく過ごせること〕が〔何よりの功名〕であり、〔人の怨みを買わないこと〕が〔何よりの見返り〕なのだ。


  〔人間の精神を駄目にするもの〕は、〔独善(独り善がり)〕である。


  〔妙技を見せびらかす〕のは、〔未熟な証拠〕である。


  〔満ち足りた状態〕を求めず、〔無の境地〕に身を置くようでありたい。


  〔常に喜びの気持ちを持って暮らすこと〕が、〔幸福を呼び込む道〕である。


  〔末永く幸せに恵まれる人〕は、〔心の温かい人〕である。


  〔汚いものもあえて受け入れる度量を持つ人〕が、〔君子〕と言える。


  〔無欲(私利私欲の逆)〕こそ、〔宝〕である。


  〔暇な時〕でも、〔時間を無駄にしてはならない〕。


  〔祖先の恩沢〕とは〔現在の自分が享受している幸福〕であり、〔子孫の幸福〕とは〔現在の自分が積み重ねている努力によってもたらされるもの〕である。


  〔現実〕は〔仮の世界(意識の反映)〕であり、この〔肉体〕も〔幻〕に過ぎない、〔真実在の世界〕では〔万物が自分と一体〕になる。


  〔才能〕を内に秘めながら〔無能〕を装い、〔明察〕でありながら〔知恵〕をひけらかさず、〔濁流〕に身を置きながら〔清廉〕を保ち、身を屈して〔将来の飛躍〕に備える。


  〔下り坂に向かう兆し〕は〔最盛期〕に現われ、〔新しいものの胎動〕は〔衰運の極〕に生じる。



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