『菜根譚』の言葉3
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77.伏すこと久しきは飛ぶこと必ず高く、開くこと(せん)なるは謝する(散る)こと独り早し、(これ)を知らば以って蹭蹬(そうとう)(途中でへたばる)の憂いを免るべく以って躁急(イライラする)の念を消すべし。


  99.(ふく)(ねが)いてその(わざわい)(もと)たるを知り、生を貪りて先ずその死の因たるを知るは、それ卓見(たっけん)か。


  104.笙歌(しょうか)(宴会のにぎわい)(まさ)(こまや)かなる(最高潮)処便ち(みずか)()を払って長く往く(引き上げる)、達人の手を懸崕(けんがい)に撒する(絶壁の上をスタスタと歩いて行くような見事さ)を羨む。


  109.人生の福境禍区は皆念頭(内側)より造成す、念頭(内側)(やや)異なれば境界(外界)(とみ)に殊なる。


  110.(じょう)(きょ)も木断ち水滴も石穿(うが)つ、道を学ぶ者は須らく力索(りきさく)を加うべし(成功するまでやり続ける)、水到れば(みぞ)成り(うり)熟せば(へた)落つ、道を()る者は(いち)に天機に任す(機の熟するまで待つ)。


135.随縁(縁に従う)・(境遇に安んじ本分を守る)、四字はこれ海を渡るの()(のう)なり。



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『菜根譚』の言葉