『バガヴァッドギーター』の言葉2
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物質次元の同情、悲嘆、涙等はすべて、真我を知らない証拠である。永遠の魂のために同情するなら、ただ一つ自己実現(自己の本性を悟ること)を得ていないことを哀れむべきである。


  自己実現(自己の本性を悟ること)は、仕事の結果や利益に執着しないで活動し、“真我”の概念をしっかり体得した時に可能になる。


  クリシュナとバガヴァーンは同一である。バガヴァーンこそ究極の絶対実在(絶対真理)であり、それには3つの相がある。

  (1)ブラフマン宇宙に遍満する非人格的光

  (2)パラマートマー各個の生物のハートに配置された絶対者の局面。または生きとし生けるもののハートに宿る最高神。

  (3)バガヴァーン至上者なる最高神クリシュナ


  〔バガヴァーン〕とは、@あらゆる種類の富、A完全な強さ、B不朽の名声、C完璧な美しさ、D完全な知識、そしてすべてのものに対するE全くの無執着、この6つを兼ね具えた最高の人物をバガヴァーンと称する。


  全一体の極小部分(原子魂)である生物と、全一体そのものであるバガヴァーン(スーパーソウル)との差異を、決定的に了解するのである。


  原子魂は個々の生物のハートの中にスーパーソウルとともに断固として存在する、そして肉体活動のすべてのエネルギーはここから発するのである、肺から酸素を運ぶ血球は魂からエネルギーを取り入れる、魂がこの場所から去ってしまえば血液の作用も止まる、エネルギーの源は魂である。


  魂に誕生はなく死もない、原初より在りて永遠に在り続け、肉体は殺され朽ち滅びるとも、彼は常住して不壊不滅であり、個々の魂は決して均一的にはならない。



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