○〔人が世の中に生きて行ける〕のはすべて〔天地人の三才の徳〕のお陰だ、だからその〔徳に報いる〕ことが〔人道の極致〕であり、人と生まれた以上、〔徳に報いる心を抱き勤め励んで怠らない〕ならば〔必ず家を興し身を安んずるに足りる〕のだ。(二宮尊徳)
○ 〔衆生済度せぬ悟り〕は〔迷いと同じである〕、〔神儒仏の三道を実行する〕ことにより〔衆生を済うのだ〕。(二宮尊徳)
○ 〔百石の所有者〕はその内の〔50石で家事を経理〕し、残りの〔50石を推し譲る〕、そうすればただ年月を送るだけでも人を救う効果は大きい。(二宮尊徳)
○ 〔廃国を復興する方法〕は〔租税額10年〜30年の平均を出して分度を定め、度外の財を復興の資金とすることだ〕、これは極僅かな額だが分内に入れずに置けば積もり積もって増倍極まりなく、復興の効果を奏するに至るのだ、このように〔微細な財を集めて資金とする〕ならば〔廃国を興すことも出来る〕。(二宮尊徳)
○ 〔一家経理の道〕は、〔一年の収入によって一年の支出を制すること〕にあり、〔足りるまで切り詰めることである〕。(二宮尊徳)
○ 〔分〕とは〔天分〕のことであり、〔度〕とは〔人道〕のことである。(二宮尊徳)
○ 〔分度〕が定立して〔譲道〕が生ずる、〔譲〕こそは〔人道の粋〕であり、〔推譲(創業の道)〕を失って衰えないものはなく、〔分度(守成の道)〕を失って滅びないものはない。(二宮尊徳)
○ 〔勤〕にして〔倹〕、〔倹〕にして〔譲〕ならば、〔富盛〕に達する。(二宮尊徳)
○ 〔国家の安危〕は〔下民の栄枯〕にあり、〔下民の栄枯〕は〔租税の軽重〕にある、〔租税が軽い〕ならば〔民は栄え〕、〔民が栄える〕と〔国家は安泰である〕、〔租税が重い〕ならば〔民は枯れ〕、〔民が枯れる〕と〔国家は危い〕。(二宮尊徳)
○ 〔廃国・衰村を復興する道〕は、〔直きを(投票で)挙げて枉れると錯く〕にある。(二宮尊徳)
○ 上は王侯から下は庶民に至るまで、各々その〔天分〕に留まり、〔節度〕を立て、〔勤倹〕を守り、〔分外の財〕を譲って〔報徳の資財〕とし、これによって〔荒地〕を拓き〔負債〕を償い、〔貧窮〕を恵み、〔衰村〕を立て直し、〔廃国〕を興す、これぞ〔天地人三才の徳に報いる〕所以である。(二宮尊徳)
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