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○ 財を賑わすは租を免ずるに如かず、利を興すは害を除くに如かず。<C131>
○ 巌穴の心を抱く者にして以って台閣に居る可く、礼楽の実を得る者にして以って将帥に任ず可し。
◆ 山中の岩屋の中に棲み世を超越した心を持っている者こそ、内閣に列して天下の重きに任じて立派な政治を執ることが出来る。また、礼儀を心得て身を慎み心を和らげる音楽の実際を弁えた人こそ、始めて大事を統率する大将に適任である。<C133>
○ 人情の向背は、敬と慢とに在り。<C151>
○ 慎独の工夫は、当に身の稠人広坐の中に在るが如きと一般なるべく、応酬の工夫は、当に閑居独処の時の如きと一般なるべし。<C172>
○ 仁者は己れを以って己れに克ち、君子は人を以って人を治む。<C173>
○ 敬を持する者は火の如し、人をして畏れて之れを親しむ可からしむ。敬せざる者は水の如し、人をして狎れて之に溺る可からしむ。
◆ 敬⇒①自分としては慎み、②他人に対しては敬う、③純一無雑な心的状態。<C174>
○ 心は現在なるを要す、事未だ来らざるに邀う可からず、事已に往けるに追う可からず。<C175>
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