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○ 人の禍有るを見て我が禍無きの安らかなるを知り、人の福有るを見て我が福無きの穏やかなるを知る。
◆ 他人の禍あるを見て我が身に禍の無い事が真に安らかであることが分かる、また他人が幸福であるのを見て自分は幸福でないために他人の妬みを受けず却って安穏を得ることを知る。<C192>
○ 太寵は是れ太辱の霰にして、奇福は是れ奇禍の餌なり。事物は、大抵七八分を以って極処と為せり。<C200>
○ 薬物は甘が苦中より生ずる物多く効有り、人も亦艱苦を閲歴すれば則ち思慮自ら濃かにして恰も好く事を済す、此れと相似たり。<C204>
○ 事を処する練熟なる者は、難事、易事を混看す。<C206>
○ 怨に遠ざかるの道は一個の恕の字にして、争を息むるの道は一個の譲の字なり。<C213>
○ 人、得意の時は輒ち言語饒く、逆意の時は即ち声色を動かす、皆養の足らざるを見る。<C215>
○ 志は、師に譲らずして可なり、古人に譲らずして可なり。<C219>
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