○石重し故に動かず、根深し故に抜けず、人は当に自重を知るべし。<C222>
○ 幼を育つるの方は、則ち宜しく其の自然に従って之を利道すべし、助長して以って生気を戕うこと勿くば可なり。<C230>
○ 人の過失を責むるには十分を要せず、宜しく二三分を余し、渠れをして自棄に甘んぜず以って自ら新たにせんことを覔め使むべくして可なり。<C233>
○ 責善の言は尤も宜しく遜以って之を出すべし、絮叨すること勿れ、讙呶すること勿れ。
◆ 善き事をせよと責める言葉は、なるべく遜って言うべきである、くだくだしく言うな、やかましく言うな。<C234>
○ 无妄の災は、智術を以って免る可からず、一誠字を把って以って槌子と為すに如くは莫し。<C235>
○ 恩を売ること勿れ、恩を売れば卻って怨を惹く。誉を干むること勿れ、誉を干むれば輒ち毀を招く。<C247>
○ 人才各用処有り、概棄すべきに非ざる。<C251>
○ 人情、吉に趨き凶を避く、殊に知らず、吉凶は是れ善悪の影響なるを。<C252>
○ 凡そ晩年為す所は皆収結の事なり、古語に、「百里を行く者は九十里を半とす」と、信に然り。<C257>
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