『言志四録』の言葉10
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生き方発見の場

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多少の人事は、皆是れ学なり。

  世の中の大きい、小さい様々の人間のする仕事は、皆学問である。<C263


は是れ終身の工夫なり、老いて自ら養うは即ち是れ孝なり、老いて人に譲るは(また)是れ(てい)なり。<C268


  経書(けいしょ)を読むは即ち我が心を読むなり、(みと)めて外物と()すこと勿れ、我が心を読むは即ち天を読むなり、認めて人心と()すこと勿れ。<D3


  凡そ学を為すの(はじめ)は必ず大人(たいじん)たらんと欲するの志を立てて、然る後に書は読む()きなり。<D14


  学を為すの(はじめ)(もと)より当に有字の書を読む可し、学を為すこと之れ熟すれば則ち宜しく無字の書を読む可し。<D15


  困心衡慮(こんしんこうりょ)は智慧を発揮し、暖飽(だんぽう)安逸(あんいつ)は思慮を埋没す。<D31


  得意の物件は(おそ)る可くして喜ぶ可からず、失意の物件は慎む可くして驚く可からず。

  自分の意に叶った物事は実は恐るべきものであって決して喜ぶべきものではない、これに反して物事が思うに任せない失意の時は慎まなければならないが決して驚くべきものではない、この時こそ自己反省して鍛錬する好機である。<D32



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