○学問は、心を澄ますを以って大根本と為し、口を慎むを以って大節目と為す。
○ 天地万物は其情一毫も吾が身と相干渉せざる無く、其理一毫も吾が身と相発明せざる無し。
○ 才学を貴ぶは、以って身を成すなり、以って世を済ふなり、以って人に夸るに非ざるなり。
○ 学問の要訣は只だ八箇の字有り、徳性を涵養し気質を変化す。
○ 我を除き了らざれば、学問と算し得ず。
○ 任じ難きの事に任ずるには力有りて而も気無からんことを要す、処し難きの人を処するには知る有りて而も言ふ無からんことを要す。
○ 世に処し人を処するには、言を察し色を観、徳を度り力を量る。
○ 一葉を観て樹の死生を知る、一面を観て人の病むか否かを知る、一言を観て識の是非を知る、一事を観て心の邪正を知る。
○ 天下の事を善くするには、亦通ずる者が権に当るに在るのみ。
○ 天下の事を処するには、前面に常に一分を長くし出す、此れを之れ豫と謂ふ、後面に常に一分を餘し出す、此れを之れ裕と謂ふ。
○ 禍福の先と為る可からず。
○ 義に臨みては利害を計ること莫かれ、人を論ずるには成敗を計ること莫かれ。
○ 明白簡易、之を行ひて身を終ふ可し。
○ 勢は、智者の藉りて以って功を成す所、愚者の逆ひて以って敗を取る所のものなり。
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