○天下国家・身の敗亡するは、積漸の二字を出でず、積の微・漸の始は為めに寒心す可きかな。
○ 火の大いに灼ゆるものは烟無し、水の順流するものは聲無し、人の情平かなるものは語無し。
○ 水の千流萬派は一源に始まる、木の千枝萬葉は一本に出づ、人の千酬萬応は一心に発す、身の千病萬症は一臓に根ざす、故に病は一を治めて而して千萬皆除かれ、政は一を埋めて而して千萬皆挙がる。
○ 萬事必ず故有り、萬事に応ずるに必ず其故を求む。
○ 鏡は空にして我相無し、故に物を照らすこと分毫を爽へず。
○ 小人を処するは、遠ざけず近づけざるの間に在り。
○ 上等の手段は賊を用ふ、其次は賊を拏ふ、其次は賊を躱着して走る。
○ 極まれば必ず反るは、自然の勢なり。
○ 人身、内堅くして外密ならば、何の外咸か能く入らん。
○ 君子を用ふるは其才に当るに在り、小人を用ふるは其毒を制するに在り。
○ 政を為すには、門察を以って第一の要と為す。
○ 民風を変ずるは易く士風を変ずるは難し、士風を変ずるは易く仕風を変ずるは難し、仕風変ずれば天下治まる。
○ 水は以って苗を潤す、水多ければ則ち苗腐る、治を為すに一に寛なるは民の福に非ざるなり。
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